高校受験 合格体験談

2014年3月に都立日比谷高校に合格したMKさん(軽井沢の公立中学卒)の合格体験談です。

 MKさんのご家族は2010年に東京から軽井沢に移住された後、2014年の3月末に東京にお戻りになりました。3人いらっしゃるお子さま全員が「つぼや英数塾」に通ってくださいました。

 ここに掲載させていただいたのは、MKさんの体験談とお母さまの感想です。指導者にとって、生徒さんやそのご家族が、塾の指導方針や指導者である私の考え方をどれだけご理解いただいているのか、ご賛同いただいているのかを把握するのはとても難しいことです。自分の指導に確信を持っていても、それが常に、期待される期間の中ですべての生徒さんの成績アップや志望校合格につながるとは限りません。生徒さんに辛い思いをさせてしまったことも少なくありません。

 ですが、このような体験談をいただくと本当に毎日の授業の励みになります。

 ありがとうございました。

~ 「つぼや英数塾」で学んで ~

高校合格体験談
東京都立日比谷高校1年生 MKさん

 こんにちは。

 高校合格を目指して、「つぼや英数塾」でお世話になったM.K.です。

 私の場合は、中2の冬という早い時期から志望校を決めてあったものの、中3一学期の模試結果では合格判定がDもしくは圏外と出て、気力を失くしつつありました。でも私が魅かれていたのは志望校の校風そのものでしたので、変更は考えられませんでした。このまま同じペースで学習しても結果が出ないと思い、軽井沢の新しい個人塾として評判になっていた「つぼや英数塾」のお世話になることを決心しました。塾通いの経験はありませんでしたが、前年に「つぼや英数塾」のお世話になった一歳上の兄から「つぼや先生に教わると、特に数学の力が付くよ」と背中を押され、英語と数学を教わり始めました。

  通い始めると、いろいろな変化が起きました。先生のアドバイスでまず学習方法が変わり、成果が出てくると今度は自信が生まれました。冬からは、入試当日をはっきりイメージしたご指導を頂きました。その様子を詳しくお話します。

★1st Step 塾のアドバイスで学力アップへ

 志望校の入試問題は、特に数学は教科書に出て来ないタイプの問題が多く、新しいタイプの出題を何十、何百パターンもこなさなければならず、一人でやっている頃は自力で解けるまでやろうとして一問に3、4時間もかかり、途方にくれていました。

 「つぼや英数塾」では、同じように多くのパターンに触れるのですが、時間をしっかり区切ってくださるのがとても助かりました。決められた範囲を予習して、時間がなくて準備不足でもとにかく塾の授業で力を試され、できなかった所はできるようになるまで何回でも繰り返してやり直す、できなかった分はまた次の授業で試される、そんなサイクルでした。

  一人だと、だらだらと時間をかけてしまいがちでしたが、先生が「はい、ここまで」と区切ってくれるので、絶対にマスターしようという”背水の陣”の心理状態になり、集中力も高まりました。

  一方で英語は、長文を見ると怖くて頭が真っ白になるのが、夏休みまでの私でした。それを見抜いたつぼや先生はすぐに「今日からこの本の長文を一日一話ずつ、読んでください」と具体的な指示を下さいました。1ページ程度の、それほど長くない文章でしたが、当時の私にはとても大変に思えました。でも、先生の真剣さを前にすると「無理です」とは言えず、必死でやりました。我慢して一日一話をひたすらやっていたら、冬になる頃には、どんな長文でもパッとみた瞬間に「何のことが書いてあるんだろう」と、読む意欲が沸くようになっていました。 

★2nd Step 「このやり方でいいい」という安心感

 家での学習スタイルをどうやっているか、つぼや先生から良く聞かれました。私の学力からみて、どの教科のどんな学習に時間をかけるべきか、を指摘してもらいました。状況は刻々と変わっていくので、塾へ行く度にヒアリングとアドバイスで舵取りして頂いたことは、教科のご指導にも勝るものでした。

 冬休みに入ると、自分なりの工夫として家庭学習は入試当日の時間割に沿ってやるようにしていました。それをつぼや先生に伝えると、「ああ、それはとても良い方法だね」と太鼓判を押して下さいました。根拠のないままにやってみたことも、先生に認めてもらうと、不思議に「あっ、これでいいんだ」と安心感が生まれます。塾にいない時間でも、「これでいいのかな」ではなく「これでいいんだ」と、自信を持って学習に臨めるようになりました。

★3rd Step 得点バランス感覚

 当初の私は、志望校の過去問を全問正解しないと合格できない、というイメージを持っていました。受験者平均点データをみれば決してそんなことはなくて、例えば数学などは受験者平均50点台でしたから、倍率からすると60点ぐらい取れれば大丈夫ということが明らかでした。でも、いざ過去問を前にするとどうしたら良いか分からず、とにかくどの問題もしっかり時間をかけよう、全力でやろう、と思ってしまっていたのです。

 そこへ、つぼや先生は新しい方針を出してくれました。入試当日の得点目安を提示したうえで、各教科どの位を得点すれば良いかの目安を作ってくださって、数学なら「最初の基本問題は、10問中○問は取ろう」「大問が3つあるが、データから見ると全て正答している受験生はまずいない。2つできれば十分」など、確実に取る問題とそうでないものを見極めるべく、目標設定をしてくださいました。おかげで、問題を解く際のバランス感覚が身に付きました。

★4th Step ゴールを見据える

 冬になると先生は、志望校よりさらに難しいレベルの、他校の過去問を用意してくれました。より難しいレベルの問題に挑戦することは、本当に良い経験でした。

 例えば、数学の私立難関と言われる高校の過去問では、見たこともない図形の応用問題などがたくさん出てきます。公立校を受ける私には、本来全く必要ない分野です。でも、やってみることで、「志望校の問題も難問ではあるけれど、こうした問題群とは違うところにあるな」と体感し、目指すべき学力の種類をよりはっきりと把握できるようになったのです。

 そうした経験のおかげで、冬休みが終わる頃には「最終ゴールはこの辺かな」と合格を射程距離内に置くことができるようになりました。学力だけでなく、集中力の度合いとか、緊張感とか。夏休み頃にはゴールまでどのぐらい勉強すれば良いのかが見えず、恐怖感ばかりが募っていましたが、「つぼや英数塾」に通ったおかげで霧が晴れていき、いわば”ゴールが見える安心感”を獲得していきました。

★もし、「つぼや英数塾」へ通っていなかったら・・・

 自己流で過去問のみをひたすら繰り返す受験勉強になっていたと思います。すると、いろんなパターンの問題にも触れられず、得点力が付いたかどうかも今ひとつ分かりません。受験を一ヶ月後に控えた1月頃には、到達地点が見えないことで不安が大きくなり、「やっぱり日比谷は無理かもなあ」と後ろ向きな気持ちに変わっていったのではないかと思います。

 そして、手応えのないまま受験日を迎えてしまい、万が一合格だったら「えっ、合格か・・・」とあまり喜びもなく、不合格だったとしても「準備してなかったんだから当たり前だなあ」と、合格不合格のどちらにしても、結果を正面から受け止めることなく軽く流してしまったのではないかと思います。

 つぼや先生のおかげで、安心感や自信を持つことができました。だからこそ、入試前日ギリギリまで学力を高めようと踏ん張れたし、安心感があったからこそラストスパートを効かせることができました。

 もし、私が「つぼや英数塾」に通っていなかったら、第一志望校には合格していなかったと思います。

 これからの時代は、高校生の間だけでなく、大人になっても、きっといろんな場面で勉強していかなくてはなりません。「つぼや英数塾」で教わった学習姿勢を忘れずに、頑張っていこうと思います。

                              日比谷高校1年 M.K.

 

ノルとレックとアモ
lekとamo

P.S. 「つぼや英数塾」へ行くと、かわいいワンちゃん二匹をお庭で見かけることが度々ありました。元気な彼らに会うと、ホッとして、また頑張ろうという気持ちになりました。時折お会いする奥様も、とても気さくで、「つぼや英数塾」での学習に、より一層の安心感を与えてくださいました。

 

⇒ノーフォークテリア

 

<通塾スタイル>

○期間:H25.6月〜H.26.2月(中3夏休み〜入試直前まで)
○頻度:週2回 各回1コマ(80分)
 ※8月は夏休みを使ってほぼ1日おきの通塾。
○教科:英語、数学

○第一志望高校(東京都立日比谷高校)へ合格

<お母さまから>

「つぼや英数塾」には本当にお世話になりました。
 指導教科の英語と数学はもちろんのこと、折りに触れて他教科の家庭学習へのアドバイスもしてくださったので、親のほうは子どもの学習面を一切気にかける必要がなくなりました。
 それまでは、教材の選び方や学習時間の多い少ないで、親が子にずいぶんと介入していたのですが、通塾が始まってしばらくすると、気を使うのは子どもの食事と体調ぐらい、おかげ様で親子関係もとても柔和なものになりました。きっと、親子ともに安心感が生まれたのですね。
 「つぼや英数塾」は、先生が東京都内の進学塾で指導経験を積まれた後に、軽井沢で開いたマンツーマン形式の学習塾です。先生は、都内で多くの生徒さんを指導したご経験から「生徒の力をもっとも引き出せるのは、マンツーマン指導だ」と確信して「つぼや英数塾」を始められたとのことで、また受験を「その後の人生を左右することもある、大切なもの」と捉えておられ、私どもはその辺りに大変感銘を受けて、お世話になることに致しました。
 授業は1コマ80分でした。非常に密度が濃く、娘は「『つぼや英数塾』での80分は、家庭学習での5、6時間に相当すると思う」と話していました。それも、単に忙しく問題演習をする訳ではありません。通塾を始める前に、まず先生が十分にヒアリングしてくださり、そこで定めた長期目標に向かってしっかりとカリキュラムが組まれ、目標達成に向けて1コマずつ力を貯えていく、そんな戦略の中の『今日の1コマ』なのです。
 授業の間、先生は淡々と厳しく、時には生徒をリラックスさせながらも、決してハードルを下げることなく、根気強く指導してくださいます。ほかの塾生のおうちの方によると、「子どもがなぜかやる気を出すのよ」と。生徒の性格も加味した上で、目標達成のためにもっとも有効なアプローチをしてくださる、最高レベルの塾だと思います。
 4月から高校生となった娘は、「つぼや英数塾」で習得した学習方法を生かして日々の予復習を頑張っています。授業のスピードが速いので、時間をうまく使って予復習をする「つぼや英数塾」での経験を、高校でもフル活用しているんですね。おかげで、勉強も、未経験のバイオリンに挑戦中の部活も、学校行事の進行委員も、多彩に楽しんでいるようです。